AI会議・議事録ツール比較2026:Otter.ai・tl;dv・Fireflies.ai最新版【完全ガイド】
「会議中、ずっとメモを取り続けるのが辛い……」
「議事録を作る時間がなくて、会議の内容が記録に残らない……」
そんな悩みを解決するのが、AIが自動で会議を録音・文字起こし・要約してくれるAI議事録ツールです。2026年現在、このカテゴリは急速に成熟し、単なる「文字起こし」からCRM連携・セールスコーチング・アクション項目の自動抽出まで機能が大幅に拡充されました。
本記事では、国内外で最も利用されている3ツール「Otter.ai・tl;dv・Fireflies.ai」を最新情報で徹底比較。料金・機能・使い勝手・対応言語まで詳しく解説し、あなたのニーズに合ったツールを見つける手助けをします。
目次
- AI議事録ツールが変える会議の生産性
- 3ツール比較一覧表(結論を先に見たい方向け)
- Otter.ai 詳細レビュー:リアルタイム文字起こしの定番ツール
- tl;dv 詳細レビュー:セールス・CRM連携に強い動画会議特化型
- Fireflies.ai 詳細レビュー:多言語対応と豊富な統合で選ぶならこれ
- 用途別おすすめの選び方
- AI議事録ツールとChatGPT・Claudeを組み合わせた活用術
- よくある質問(FAQ)
- まとめ:あなたに合ったツールを選ぼう
1. AI議事録ツールが変える会議の生産性
AI議事録ツールを導入すると、会議の運営がどう変わるか。具体的な効果を整理します。
導入前の典型的な課題:
– メモ係が議論に集中できない
– 会議後の議事録作成に1〜2時間かかる
– 議事録の内容が書いた人の主観に偏る
– 英語や多言語の会議についていけない
AI議事録ツール導入後の変化:
– 会議終了と同時に自動で要約・アクション項目が完成
– 議事録作成時間がほぼゼロに(最大90〜95%削減)
– 発言者別の時間分析で「誰が話しすぎているか」が可視化
– 100言語以上に対応したツールなら多言語会議も安心
リモートワーク・ハイブリッドワークが定着した現在、AI議事録ツールはZoom・Google Meet・Microsoft Teamsと連携して自動でミーティングに参加し、録音から要約まで完全自動化します。
注意: 本記事内の料金はすべてドル表記です。為替レートにより実際のお支払額は変動します。また各サービスの料金・機能は変更される可能性がありますので、最新情報は公式サイトでご確認ください。
2. 3ツール比較一覧表(結論を先に見たい方向け)
| 比較項目 | Otter.ai | tl;dv | Fireflies.ai |
|---|---|---|---|
| 向いている用途 | 個人・小チームの文字起こし | セールス・CRM連携 | チーム・多言語・統合重視 |
| 無料プラン | あり(月300分) | あり | あり(800分/seat) |
| 有料最安値 | $8.33/月〜(年払い) | $18〜/月(年払い) | $10/月〜(年払い) |
| 月払い最安値 | $16.99/月 | $18〜/月 | $18/月 |
| 対応言語 | 3言語(英・仏・西) | 30言語以上 | 100言語以上 |
| リアルタイム文字起こし | ✅ 高精度 | ✅ | ✅ |
| CRM連携 | 限定的 | ✅ 強力 | ✅ 豊富 |
| 外部ツール統合数 | 標準的 | 5,000+(Zapier) | 豊富 |
| AIクレジット制 | なし | なし | あり(注意) |
| 日本語対応 | ❌ 非対応 | ✅ 対応 | ✅ 対応(100言語) |
| 文字起こし精度 | 85〜95% | 最大96% | 95%以上 |
| こんな人に最適 | 英語会議メインの個人 | 営業職・BtoBセールスチーム | グローバル・多部門チーム |
総合おすすめ:
– 個人・フリーランサーが英語会議を記録したい → Otter.ai
– 営業・CRM連携で商談記録を自動化したい → tl;dv
– チームで多言語・多機能を使いたい → Fireflies.ai
– 日本語の会議を記録したい場合はOtter.aiは非対応のため注意
3. Otter.ai 詳細レビュー:リアルタイム文字起こしの定番ツール
Otter.aiとは
2016年創業のOtter.aiは、AI文字起こしツールのパイオニア的存在です。Zoom・Google Meet・Teams会議にAIボット(OtterPilot)が自動参加し、リアルタイムで文字起こし・要約・アクション項目の抽出を行います。
2026年の最新バージョンでは、会議中に参加者がリアルタイムで字幕を確認できる機能、AIによる質問応答(会議内容についてチャットで質問できる)が強化されました。
Otter.aiの料金プラン(2026年最新・年払い換算)
※料金は変動する可能性があります。最新情報は公式サイトでご確認ください。
| プラン | 月額(年払い) | 月額(月払い) | 主な内容 |
|---|---|---|---|
| Basic(無料) | $0 | $0 | 月300分・AIサマリー30回 |
| Pro | $8.33〜/人 | $16.99〜/人 | 月1,200分・会議インポート |
| Business | $19.99〜/人 | $30〜/人 | 月6,000分・CRM・管理機能 |
| Enterprise | 要問合せ | 要問合せ | 無制限・SLA・SAML SSO |
学生・教育者向けにはProプランが最大20%割引になる教育割引も提供されています。
Otter.aiの特徴・強みと弱点
強み:
– 業界最安水準の個人向け料金(Pro $8.33/月〜)
– リアルタイム文字起こしの精度が高く(85〜95%)、ライブキャプション機能として活用しやすい
– 無料プランでも月300分と比較的余裕がある
– チームでのノート共有・コメント機能が使いやすい
弱点:
– 対応言語が英語・フランス語・スペイン語の3言語のみ(日本語非対応)
– Fireflies.aiと比べてCRM統合・外部連携が限定的
– 会議録画の時間上限がプランによって制限される(Pro:90分、Business:4時間)
こんな方にOtter.aiがおすすめ
英語の会議・オンライン授業・インタビューを記録したい個人・学生・グローバルチームに最適。日本語メインの会議が多い方は他のツールを検討してください。
4. tl;dv 詳細レビュー:セールス・CRM連携に強い動画会議特化型
tl;dvとは
tl;dvは「too long; didn’t view(長すぎて見られない)」を略した名称のとおり、長い会議録画から必要なハイライトを即座に抽出することに特化したツールです。特に営業職・カスタマーサクセス・採用担当者に強く支持されており、CRM(HubSpot・Salesforce等)との深い連携が最大の差別化ポイントです。
2026年のtl;dvは30言語以上への対応、5,000以上のZapier連携、セールスコーチング機能を強化。単なる「録画・文字起こし」ツールから商談分析プラットフォームへと進化しています。
tl;dvの料金プラン(2026年最新)
※料金は変動する可能性があります。最新情報は公式サイトでご確認ください。
| プラン | 月額(目安) | 主な内容 |
|---|---|---|
| Free | $0 | 録画・文字起こし・AIサマリー無制限(基本機能) |
| Pro | $18〜/人(年払い) | CRM同期・Zapier統合・タイムスタンプ付きクリップ |
| Team | $26〜/人(年払い) | チーム分析・カスタムレポート |
| Enterprise | 要問合せ | SSO・データ管理・専任サポート |
tl;dvの特徴・強みと弱点
強み:
– 無料プランが充実:録画・文字起こし・AIサマリーが無制限で使えるため、コスト意識が高い個人に向く
– セールス特化の分析機能:商談のトークレシオ・話題追跡・フォローアップメール自動生成
– HubSpot・Salesforce連携:商談録画とCRM情報を自動紐付け
– クリップ機能:重要な発言部分だけを切り取ってチームに共有しやすい
弱点:
– 無料プランで一部の高度なCRM連携は制限される
– Otter.aiと比べてリアルタイムライブキャプション機能は弱め
– Fireflies.aiほど統合の種類が多くない
こんな方にtl;dvがおすすめ
BtoB営業・インサイドセールス・カスタマーサクセス・採用担当者で、商談内容をCRMに自動記録し、次のアクションを素早く実行したい方に最適。コストパフォーマンスの良い無料プランから始められるのも魅力です。
5. Fireflies.ai 詳細レビュー:多言語対応と豊富な統合で選ぶならこれ
Fireflies.aiとは
Fireflies.ai(通称「Fred(フレッド)」)は、500,000社以上が導入している世界最大規模のAI議事録プラットフォームです。100言語以上への対応・豊富なCRM・Slack・Notion連携・AI議事録への質問応答機能(Ask Fred)が揃い、グローバルチームや複数部門での運用に向いています。
2026年のFireflies.aiはセンチメント分析・スピーカー別発言時間分析・カスタマイズ可能な会議テンプレートが強化され、単なる文字起こしを超えた「会議インテリジェンスプラットフォーム」へと進化しています。
Fireflies.aiの料金プラン(2026年最新)
※料金は変動する可能性があります。最新情報は公式サイトでご確認ください。
| プラン | 月額(年払い) | 月額(月払い) | 主な内容 |
|---|---|---|---|
| Free | $0 | $0 | 800分ストレージ/seat・限定AIサマリー |
| Pro | $10〜/人 | $18/人 | 無制限文字起こし・AIサマリー・CRM基本連携 |
| Business | $19〜/人 | $29/人 | 会話インテリジェンス・分析ダッシュボード・無制限統合 |
| Enterprise | $39〜/人 | 要問合せ | HIPAA・GDPR・SSO・専任サポート |
⚠️ AIクレジット制度に注意
Fireflies.aiはAIサマリー・アクション項目抽出・Ask Fred(AI質問応答)の利用にAIクレジットが必要です。月のクレジットを使い切ると機能が制限されます。会議量が多いチームは、月のクレジット上限に達する前に費用が予想より膨らむケースがあります。導入前にクレジット消費量をシミュレーションしておきましょう。
Fireflies.aiの特徴・強みと弱点
強み:
– 100言語以上対応:日本語を含む多言語チームでもそのまま使える
– 文字起こし精度が高く(95%以上)、多言語でも品質が安定
– Ask Fred機能:「この会議で〇〇の話はいつ出た?」とAIに質問できる
– Slack・Notion・各種CRMへの自動投稿・連携が豊富
弱点:
– AIクレジット制のため、大量利用時にコストが予測しにくい
– 無料プランは800分のストレージ制限があり、すぐに上限に達する
– tl;dvと比べてセールスコーチング・クリップ共有の使いやすさは劣る
こんな方にFireflies.aiがおすすめ
日本語・英語・その他多言語が混在するグローバルチーム、SlackやNotionと密に連携したいチーム、会議の内容をAIに自由に質問したい方に最適。日本語会議を自動記録したい方は3ツールの中でFireflies.aiが最も現実的な選択肢です。
6. 用途別おすすめの選び方
状況別ベストチョイス
「英語の会議・オンライン授業をとにかく安くテキスト化したい」
→ Otter.ai Pro($8.33/月〜)。英語限定ですが最安水準の料金で高精度な文字起こしが得られます。
「商談を自動記録してHubSpot・SalesforceにデータをまとめたいBtoB営業チーム」
→ tl;dv。無料プランから商談録画・クリップ共有が使え、CRM連携を強化するなら有料プランへ。
「日本語の会議を自動議事録化したい・多言語チームに対応したい」
→ Fireflies.ai Pro($10/月〜・年払い)。日本語を含む100言語以上に対応。まず無料プランで精度を確認するのがおすすめ。
「完全無料でまず試したい」
→ tl;dv Free(無料で録画・AIサマリー無制限)または Otter.ai Basic(月300分)から始めましょう。
比較サマリー:料金 vs 機能の「コスパ」マトリクス
| 個人・少量 | 小チーム(5〜15人) | 営業チーム | グローバル大規模チーム | |
|---|---|---|---|---|
| コスト重視 | Otter Pro $8.33 | Fireflies Pro $10 | tl;dv Free→Pro | Fireflies Business |
| 機能重視 | Fireflies Pro | tl;dv Pro | tl;dv Team | Fireflies Enterprise |
| 日本語必須 | Fireflies Pro | Fireflies Pro | Fireflies Business | Fireflies Enterprise |
7. AI議事録ツールとChatGPT・Claudeを組み合わせた活用術
AI議事録ツールで書き起こした内容を、さらにChatGPTやClaudeで活用する方法が広がっています。
活用例1:議事録から提案書を即作成(Claude Pro活用)
Fireflies.aiやOtterで書き起こした長い議事録テキストを、Claude Proに貼り付けて「この会議の内容をもとに、クライアント向けの提案書を作成してください」と指示するだけで、会議の内容を踏まえた提案書の骨格が数分で完成します。
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活用例2:会議の懸念事項をChatGPTに相談してリスク分析
商談後の議事録から「顧客が懸念していたポイント」を抽出し、ChatGPT PlusにAIで「これらの懸念に対する効果的な対応策を教えてください」と相談することで、次の商談準備が大幅に効率化されます。
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活用例3:Perplexity Proで競合情報をリアルタイム検索
商談中に顧客から競合他社の名前が出たとき、会議後すぐにPerplexity Proで「〇〇社の最新の製品・サービス情報」を調べ、次回商談の準備に活用できます。
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8. よくある質問(FAQ)
Q1. 日本語の会議に使えるツールはどれですか?
3ツールの中ではFireflies.aiが100言語以上対応で日本語に最も安定しています。tl;dvも30言語以上に対応しており日本語も含まれます。Otter.aiは英語・フランス語・スペイン語の3言語のみで、日本語には対応していません。
Q2. Zoom・Google Meet・Teamsのどれにも使えますか?
3ツールとも主要なビデオ会議プラットフォーム(Zoom・Google Meet・Microsoft Teams・Webexなど)に対応しています。カレンダーと連携させると、AIボットが予定された会議に自動で参加します。
Q3. 会議の録音をするとき、参加者への通知は必要ですか?
法律・企業ポリシーによりますが、基本的には参加者の同意を取ることが推奨されています。多くのツールは会議参加時に「記録中」と通知する機能を持っています。プライバシーポリシーを確認し、適切に運用しましょう。
Q4. 無料プランだけで十分ですか?
用途によります。個人が週1〜2回の英語会議を記録するだけならOtter.ai Basic(月300分)で足りる場合もあります。チームで使う・CRM連携が必要・日本語対応が必要などの場合は有料プランの検討をおすすめします。まず無料プランで1〜2週間試してから判断するのが最善策です。
Q5. Fireflies.aiのAIクレジットはどのくらいで消費しますか?
AIクレジットの消費量は会議時間・利用するAI機能の種類によって異なります。1回の会議でサマリー・アクション項目・Ask Fredを使うと、数十クレジントが消費されます。月の会議数が多いチームは、Businessプランのクレジット上限を事前に確認してから導入することをおすすめします。
Q6. 議事録ツールの使い方をもっと体系的に学べる場所はありますか?
UdemyやCourseraにはAIツール活用・ビジネス生産性向上をテーマにした実践コースが揃っています。議事録ツールだけでなく、ChatGPTやClaude、ノーコードツールとの組み合わせも含めて学べるコースがおすすめです。
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9. まとめ:あなたに合ったツールを選ぼう
今回比較した3ツールのおすすめ対象を最後にまとめます。
| ツール | こんな方に最適 |
|---|---|
| Otter.ai | 英語会議メインの個人・学生・フリーランサー。とにかく安く始めたい方($8.33/月〜) |
| tl;dv | BtoB営業・カスタマーサクセス担当者。CRM自動連携と商談ハイライト共有が必要な方(無料〜$18/月) |
| Fireflies.ai | 日本語対応・グローバルチーム・多機能な統合が必要な組織($10/月〜・年払い) |
3ツールとも無料プランから試せます。まず無料プランで1〜2週間使い、自分の会議スタイルに合っているかを確かめてから課金するのが最もリスクが少ない始め方です。
AI議事録ツールを導入することで、毎週数時間の議事録作業から解放され、その時間をより価値ある仕事に回せるようになります。ぜひ試してみてください。
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最終更新:2026年5月26日